水曜日, 11月 16, 2005

さみしい

今日の朝ニュースをチェックしてたら、東武鉄道の運転手さんが息子を運転席に乗せたことでクビになったって記事の続報を見た。色々反響が大きかったニュースだったので知ってる人も多いと思うけど、今日初めて知ったのは、息子を乗せた駅が僕の地元の駅だったってこと。

そんで、その記事では駅の名前の後ろに埼玉県春日部市って書いてあった。
まぁちょっとローカルなんでそんな間違いもあるだろうって思ったけど、一瞬「まさか!?」って思った。
そうなんです。
平成の大合併ってやつ。
本当に知らなくて、10/1に春日部市と庄和町は合併したそうで・・・。
まさに寝耳に水。

今まで面倒だったから地元は「春日部の方で」なんて答えてたけど(ってゆーか庄和町なんて言ったっても誰も分かんないと思ったからさぁ、春日部も微妙ではあるけど・・・。)、自分の生まれ育った故郷の名前がなくなるってのは寂しいもんです。
ビックリして10分ぐらいは動けなかったもん。
いや、「地元は春日部です」ってのは違和感があるよ。
「春日部の方」ってとこに自分のルーツとゆうか、アイデンティティとゆーか、むしろ「の方」ってとこに色んな意味が込められてた訳で・・・。
誇りに思ってた訳じゃないし、むしろ負のイメージで使っていた「の方」だけど、この淋しさは何だろう。
ダムに沈んだ村よりはマシかもしれないが、この喪失感は何だろう。

なんて考えながら仕事してたけど、今でも実家に住んでたら、合併大賛成派だったのかもしれないし、少し離れた場所にいるから感じる寂しさなのかもしれない。